線維筋痛症に関する参考書の紹介
*「線維筋痛症とそのほかの中枢性疼痛症候群」
(Fibromyalgia & Other Central Pain Syndromes)
当HPには、医学的、専門的内容が多く含まれます。
2005年に、アメリカで線維筋痛症に関する研究成果をまとめた専門書「線維筋痛症とそのほかの中枢性疼痛症候群」(Fibromyalgia & Other Central Pain Syndromes)が出版されました。当HPには、この本の一部を翻訳、抄訳したものが含まれます。(この本の日本語版はまだ出版されていません。)
この本は、世界で発表された線維筋痛症に関する6000を越える論文を参考に、うちの3700の論文を論拠とし、長年の研究結果としてあきらかになった線維筋痛症についての共通認識が示されています。
これまで、欧米を中心として線維筋痛症を研究してきた歴史と経過、また疫学的アプローチ、研究結果をまとめた線維筋痛症の概念、診断のもとになる分類基準、そして線維筋痛症および中枢性の疼痛症候群についての各論などです。
全体の中心になる第4章「中枢性過敏症候群の概念」を執筆したのはDr.Yunus、Illinois大学リウマチ学教授で、1983年に、世界で初めて線維筋痛症の分類基準を作った研究者です。
当ホームページは、このなかで患者さんに関係が深いと思われるところを紹介しています。詳しくは、「線維筋痛症に関する参考書の紹介」を参照ください。
|